ED(勃起不全)と勃起の仕組み
若くしてなることも多いようですけれども、ED(勃起不全)は中年以降の男性にとって、生活習慣病と同様、加齢と共に増加する病気のようです。
勃起不全はパートナーとの相互理解により、早目に治療すれば治せるようになってきているところです。
EDは充分な勃起状態を維持できず、性的行為に支障をきたしている状態です。
ストレスなど精神的要因により交感神経が作用し、海綿体への血液の流入が遮断されることで、途中で萎えてしまうようです。
勃起をコントロールしているのは、交感神経と副交感神経です。
交感神経は外部の環境変化から体を守る方向へ働き、副交感神経は外部へ積極的に働きかけるように働きます。
EDの防止には副交感神経を優位にし、リラックスする必要があると思います。
副交感神経が性器への直接適刺激や、視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚などから性的刺激を受けると、脳内の勃起中枢にはたらきかけます。
勃起中枢から血管拡張物質が放出され、海綿体内の筋肉や動脈が拡張し血流量が増えると、海綿体が膨張しうっ血した状態になると思います。
EDの治療薬は血管拡張物質を補い、海綿体への血流量を増加させる効果ががあるのではないでしょうか。
世界的にみて勃起時の平均的長さは13〜14cm程度だといわれており、一方女性の膣の長さは7〜10cm程度のようです。
したがって勃起不全を防止するためにも、大きさは気にしないほうがよいとされます。